経理部の働き方改革を実現する方法

RPA、AIを活用した会計プロセスの自動化に向けて取るべきステップ

RPA、AIを活用した会計プロセスの自動化に向けて取るべきステップ

この図は、業務プロセスの種類とリスクの関係を表したものです。
人為的なプロセスであるほどリスクは高く、機械的なプロセスであるほどリスクが低くなっているのが分かりますね。

企業活動において、営業やマーケティングといった分野では業務の自動化を支援するツールが多く出ていますが、経理部が行なう会計プロセスは、90年代からほぼ30年近く変わっていません。これには根本的な理由があります。

最近は、過去の取引履歴から学習して仕訳を自動作成してくれるような会計ソフトもありますが、企業の会計オペレーションでは、職務の分掌が機能している内部統制を維持しなければなりません。そのため、単純な作業であっても複数の人物が関って判断を行うため、決算プロセスという全体図として見ると、個別に自動化されたプロセスが切り貼りで寄せ集められ、それぞれのプロセスが前後のプロセスとスムーズにつながらない現象が起きるのです。

しかし、経理部の働き方改革、業務の自動化は決して夢物語ではありません。
そのためには、正しいステップを踏まなければなりません。

昨今のRPA、AIブームによって、ほとんどの経理部が漠然としたイメージを持ったまま、自動化の実現を期待してしまいがちですが、一足飛びに実現することは不可能だという事実をまず認識することが重要です。まずはここから始めましょう。

その次に以下の内容を読んで、自社の組織が今どのステージにいるのかを把握しましょう。

マニュアル作業
マニュアル作業

いまだに多くの企業がこのステージです。決算関連の資料を担当者がそれぞれ独自にエクセルで管理していたり、 承認印が押された印刷資料を分厚いバインダーに綴じています。このステージではエクセル、蛍光ペン、バインダーが三種の神器として活躍します。

  • ・作業の結果は分かっても、進捗は把握できない
  • ・過去データの集計に偏った業務
  • ・財務諸表の信頼性:非常に低い
作業手順の標準化
作業手順の標準化

組織が大きくなると、つい人を増やしてしまいがちですが、大切なのは作業手順を標準化することです。担当者によってやり方が違うプロセスを標準化し、誰がやっても同じ作業品質を担保しなければなりません。

  • ・現状プロセスの文書化を始める
  • ・将来戦略へとつながる付加価値の高い業務に集中できる
  • ・財務諸表の信頼性:低い
プロセスの最適化
プロセスの最適化

内部統制をさらに強化するために、書き出して標準化したプロセスを今度は最適化します。関係者全員が、作業手順と作業目的について同じ共通理解を得ることができれば、会計データのやり取りは洗練され、関係の無いデータも含めた状態で、とりあえず関係者に丸投げする、といったことは無くなってゆきます。

  • ・プロセス全体に渡る手順の可視化
  • ・自分のタスクと決算サイクル全体との関係性を明確に理解
  • ・財務諸表の信頼性:中
全プロセスに渡る自動化と標準化
全プロセスに渡る自動化と標準化

現在のプロセスを標準化して最適化できたなら、いよいよ自動化にとりかかりましょう。作業に時間がかかる割には財務報告に与えるリスクがそれほど高くないタスクを見極めましょう。まずはそれらを自動化の対象にします。

  • ・モニタリングと報告の仕組みを確立し、実施体制を整える
  • ・リスクの低い作業を徹底的に自動化する
  • ・財務諸表の信頼性:やや高い
定型的な反復タスクを実行するボットをプログラミング
定型的な反復タスクを実行するボットをプログラミング

利用者の観点からは、リスクに応じて処理の切り分けができるかが最大の関心事です。リスクフレームワークに沿って、プロセスが効率的かつ効果的に完了できることが大切です。

  • ・リスクを意識したルーティングとトランザクションの承認
  • ・勘定科目をリスク許容度に基づいて自動分類
  • ・リスクの高いものには承認を必要とする
  • ・財務諸表の信頼性:高い
コンピューターシステムでヒトの知能をシミュレーション
コンピューターシステムでヒトの知能をシミュレーション

AIはすでに世界中の何千もの組織で使用されていますが、まだまだ未開発な領域が多い可能性に溢れた技術です。世界的な大企業が先駆者となって様々な学習パターンを生み出し、コストが下がるにつれて中小企業がその恩恵を受けることになるでしょう。

  • ・ビジネスプロセスの自動化
  • ・データ分析を通じての洞察の獲得
  • ・顧客や従業員とのつながり
  • ・財務諸表の信頼性:非常に高い

あなたの組織は今どのステージにいますか?

あなたの組織は今どのステージにいますか?

まずは手始めに、現状プロセスをそのままワークフローに組み込んで見ましょう。それをチームでリアルタイムに共有できる体制を整えると、決算プロセス全体におけるボトルネックや無駄なタスクをチーム全体で共通認識を持つことができます。

“決算に残業は当たり前”ではありません。もうブラックな決算プロセスをやめましょう。

決算に残業は当たり前ではありません。

Trintechは日本の経理部の働き方改革を完全サポートします。Adraで今すぐ決算プロセスの改善を。

勘定残高の照合プロセスをシンプルにまとめる

Adra Balancerを使用すると、内部統制に沿った勘定残高の照合プロセスを定着させることができます。照合プロセスの履歴を簡単に確認することができ、監査対応の度に資料探しに時間を割く必要はありません。

膨大な会計データの明細突合を瞬時に終わらせる

Adra Matcherは、月次決算の度に生じる、あらゆる種類の取引明細をの突合プロセスを自動化し、標準化し、可視化します。

あらゆるタスクを一元管理してワークフロー化

決算プロセス全体に渡り、細かな確認を組織横断的に要するタスクが多く存在します。Adra Task Managerを使用すると、それらを簡単に設定して一元管理することができます。複雑なタスクでも、実際の業務の進め方と同じワークフローを再現することが可能です。スプレッドシートを使った進捗管理は、もうやめましょう。

資料をダウンロードする

決算の度に、エラーが頻発するスプレッドシート、分厚いバインダー、膨大なメールに振り回される必要はありません。 Adraをすぐに使い始めましょう。導入はとても簡単です。導入に関してよくある質問と答えを、ダウンロード資料からご覧ください。

ダウンロード

Adra導入企業は1800社以上